『知っていたこと』への理解の度合いが全く違うものに

 今まで、本当の本質の自分って何だろう、自分は何をするために生まれてきたんだろう、本当の幸せってなんだろうか、とずっと考えてきました。本質の自分で生き、本当の成長をしたいと思っていました。
 しかし、それがどういうことかが分からず、外側に答えを求め、様々なことを学び、知識を身につけたり、感覚の喜びを信じてみたり、単にポジティブシンキングをしていましたが、何か心底満足できない自分を感じていました。
 そんな頃、有唯先生からヴォイススクールのお話をいただき、自分の長年の課題だった自分の本質本音から話すこと、自分で自分を整え、本質とつながっていくこと、の想いととても共感することがあり、即学ばせていただくことを決めました。

 特に嫌な人も嫌な出来事もなく、毎日幸せでポジティブであると思っていた私は、先生のお話を聞いても、同期生のシェアリングを聞いても、共感はするけれど他人事で、回を重ねても、なかなか自分事に落とし込むことができませんでした。分かった「つもり」になっていることにも全く気付かず、半分以上の回が過ぎていました。
 客観的に物事を見ていると思っていましたが、それは自分を客観的に見れていずにいて、目の前の現実に本気で飛び込んで傷ついたり、心が揺れるのが怖くて、強烈なブロックをかけて、他人に対してだけでなく、自分に対しても傍観者的な立場をとっていたことにやっと気づいたのは、最終回のことでした。自分を深めていく入口にも立ってなかったんだ・・・と。

 自分や他人を傷つけるのを怖がって、目の前の現実と、自分と、人と真正面から向き合ってこなかったし、自分の嫌な所を見ないように、巧妙に言い訳をしたり、頭の中の理論で納得したつもりでいました。でもそれは本当の理解でなく、自分の本題から逃げていたので、何度も形を変えて同じことを繰り返してきたんだな、と気づかせていただきました。また、自分のプライドの高さや自信のなさ、人と比較したり、人の評価に頼ったり、様々な思考のクセがあることに気づかせていただきました。でもそれに気づいたり、その事実だけを反省して受け入れただけでは、根本解決にならないことも、やっと分かりました。
 そもそも私の思っていた「自分」はどこの自分だったのか、軸や中心と思っていた所は、本当の中心だったのか、傷つけたくない、と思っていた「自分」は、どこの自分だったのだろう、と思うと、傷ついていたのは、本当の自分ではなくて、自尊心やプライド等のエゴの思考の自分だったのかもしれない、と思うようになりました。
 あるがままの自分を愛するとか、嫌な所も含めて全ての自分を受け入れ、信頼することができていないことが、全ての問題の底の方にありますが、まだ上辺の理解でしかできていないので、本当の意味での「自分」とは?という所から、少しずつ、自分のブロックを外しながら、今も掘り下げているところです。

 今までは、頭の中の自分や外側の模範解答を信じて、頭の中の理解が、気づくこと、だと思っていました。でも、本当の答えを持ってくるのはそこではなく、自分のもっと中から持ってこないと本当に気づけない、だから縦と横の研修があったんだな、と思ったのが最終回です。
 ですので、最終回でやっと小さな一歩位は踏み出せてるといいな、程度なのですが、自分は何も知らないんだ、と気づかせていただけただけでも、本当に良かったと思っています。そして、マインドをグルグルしていた自分にやっと気づくことができ、自分に言い訳をして、それでも頑張ってきた自分もまぁ良しとしたら、力が抜けてきました。今まで力を入れて頑張っていたことにも気がづきませんでした。力が抜けたら、周りの人に対しても、自分に対しても、沢山傷つけたり、振り回してきたことに本当に申し訳なく思えてきて、そんな自分も受け入れていてくれたことに感謝の気持ちが出てきました。今までも感謝してきたつもりでしたが、まだまだ浅いですが、今までより少し深い感謝の気持ちです。そして今まで、気持ちも物もお金も、見えるものも見えないものも、周りからいただくだけで、自分から差し出すことを出し惜しみしていたな・・・と思います。これからは、ただ出していく人になりたいな、と思います。

 いつも思考が回っていたので(今もそうなのですが)、頭の中は過去にいったり、自己問答したり、未来のことを考えたりして、今ここにいないことに気付きました。親や人間関係も、過去も、ただの自分のとらわれで、自分の色眼鏡で見ていることに気がつくと、過去のトラウマと思っていたことも、人を見る目も、目の前の景色も現実も、自分の心の中を映し出しているだけで、全て自分の中の反映なんだ、と今まで何度も聞いてきた言葉でしたが、本当にそうなんだ、と思うことができました。今生きているこの瞬間の現実が、かけがえのない有難いとても感謝することであったことに、まだ浅い気づきかもしれないですが、気づくことができ、とても感謝しています。

 最終回の気付きから、今までの自信のなさからつけていた仕事の肩書きや、こだわりや、理想や、信念や、様々なものを外して一旦ゼロにして、リセットしようと思いました。まだまだ沢山ありますが、リセットして初めて見えてくるものって何だろう、とワクワクもしています。前までは、外側の事象が変わることが面白かったのですが、今はそれよりも自分の内側が少しずつ見えてくるのが面白く、自分の殻が剥がれていく度に楽になっています。本当に感謝する、自分を受け入れる、自分を愛する、愛って何だろうか。少しずつ、自分のペースで深めていけたら、と思います。

 講座が始まった時には、最終回が終わる頃には、もっと自分が深まり、成長し、仕事や日常に活かせていけたらいいな、と思っていました。講座が終わって思うのは、自分を深めて成長することや、感謝の意味合いが、当初思っていたものとは全く違うものになっていることです。知識が増えたり、仕事の成功や、結果をゴールに思っていましたが、それは自分を深める過程に過ぎず、それに囚われたら本当の目的を失ってしまうんだということも分かりました。この講座を終了して、小さな小さな初めの一歩を踏み出せたような気がしています。
 自分のいい所や過去を認めて、安心させてくれる所は沢山ありましたが、全て自分に原因があり、自分の嫌な所も含めて気づかせてくれた所はここが初めてです。シェアリングで、同期生の皆さんのお話すること一つ一つに気付きがあり、全てが自分のことでした。一人では、ここまで様々な気づきはなかったと思います。誰かが変わった分だけ皆が変わっていくという集合意識のすごさも体験させていただきました。

 気づきの遅い私に辛抱強く、時に厳しく、大きな愛で見守ってくださった有唯先生と、同期生の皆さん、どんな時も私を信頼して見守り、協力して支えてくれた家族と友人達に言葉で表せない位、心から感謝の気持ちで一杯です。本当にありがとうございました。

30代 女性

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